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昭和35年6月、17歳になったばかりの角刈りの少年が浅草国際劇場で行われていた「フランク永井ショー」のゲストとして舞台に立った。「潮来笠」でレコードデビューする2ヶ月前の橋幸夫である。 ●着物と股旅と潮来刈り 道和中学2年の時から3年間、作曲家遠藤実のもとで歌のレッスンを受けていた橋幸夫は、昭和34年にコロムビアのオーディションを受けた。歌ったのは村田英雄の「蟹工船」と「人生劇場」。だが残念ながら不合格。理由は「若すぎる」だった。しかし、ビクターのオーディションに合格、昭和35年1月にビクター専属となった。ただ、遠藤実はコロムビアの専属作曲家だったために、秘蔵っ子の橋をビクター専属の吉田正のもとへ送り出すことになった。遠藤実は橋のためにいくつかの芸名をあたためていたのだが、その中の「舟木一夫」をにつけようとしていたのは有名な話。 つづく |
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